合コンで初彼女を作った友人の話を小説化しました!(第四話 合コン後のうまいLINEの仕方・デートの誘い方とは?) 

さて、本記事は小説形式でお届けしております。

まだ前回の話を読んでいない人は、ぜひこちらから読んでみてください。

前回のお話はこちら

 

前回は、合コン本番の様子を描いてきました。その中で、合コンの立ち振る舞いとしてNGな立ち振る舞いとはどういう立ち振る舞いなのか、

モテる男の話題選びとはどういうものかについてみてきました。

今回はいよいよ合コン本番を受けて男子たちがそれぞれ動き出します。果たして誰が誰にアプローチをするのか。どのようなアプローチ方法をとるのか。

そのあたりを楽しみに読んでいただければと思います。

それでは参りましょう。

 

第四章 私ってモテ女?

 

駅の改札を抜けて、一人で夜道を歩いていた。

怖かったのでタクシーでも呼ぼうかと思ったけど、その時間待つのも怖かったので歩いて帰ることにした。

思った以上に楽しい会になった気がする。

琥珀君はちょっと横に置いといて、あとのメインの3人はかなからしゃべるのがかなり苦手と聞いていたけど、そこまで話がはずまないようには感じなかった。

たしかに琥珀君のようにべらべらしゃべって周りの空気を作るようなことはできない3人だったし、面白みにはかけたかもしれないけど

逆に言えば、落ち着きがあっていいなという風に感じた。

私はがやがやと笑いあうようなカップルより、微笑むように笑いあう素朴なカップルを目指していたから、あれくらいの感じでちょうどいいと思っていた。

 

明日になったら、お礼ラインを全体で送ると同時に、女子LINEでみんなに誰が気になったかを聞いてみようと思う。

もうこれは合コン後の定番だ。女子は合コンを終えると必ずと言っていいくらい、後日報告会を催す。

そこでは大体、それぞれ誰が気になったかを中心に、〇〇君のこんなとこがよかったとか、逆にこんなとこがなかったとか、そんな話で盛り上がる。

ちなみに私は、今回誰が気になるというようのは特になかった。

琥珀君は正直苦手なタイプだけど、あとの3人はあの2時間の会の中では比べるのが難しかった。

よくも悪くも、3人とも似たり寄ったりだったからだ。

あとは、このあとどの男子がどの女子にアプローチをするかが重要になってくる。私の今後の動きもそれ次第かなーといった感じだ。

 

ちなみに、合コンが終わったあとに参加した女子全員にコピペメールでお礼を送る男子がいるが、それはやめた方がいい。

なぜなら、私たち女子は、さっきも言ったように、後日報告会を催した際に、各男子からんなLINEが送られてきたかまで、共有することが多いからだ。

そのときに、全員に同じLINEを送っている男子はそれがばれて、あまり印象はよくない。

あとは、参加者全員に2人でのデートの誘いをする男子も印象はよくない。1回目のデートで全員と話したりなかったという気持ちはわかるが、女子側も全員が2人でのデートを誘われていたと知ると、あんまり印象はよくないからだ。

最悪の場合、全員に断られてしまいかねない。

もし1回目の合コンで、だれがいいか決めきれなかった場合は、面倒かもしれないが、再び複数人でのデートを企画した方が印象はよいだろう。

それで、1人に絞れたタイミングで、その子を2人きりのデートに誘えばいいと思う。

 

そんなことを考えながら夜道を一人歩いていると、LINEの通知が夜道に光を照らした。

たくまさんからだった。

「今日は楽しかった。ありがとう!よければ今度2人で食事に行きたいんだけどどう?」個人LINEだった。

全体LINEで何人かがぽつぽつと社交辞令のお礼を送っている中、たくまさんは個人で私をデートに誘ってきた。

「あら。積極的じゃない。」嬉しい気持ちもあった反面、いきなりの誘いはちょっとがっつきすぎなんじゃないかとも思った。

すると、またLINEの通知が鳴った。今度はけいた君からだった。

「今日はありがとうございました絵文字。楽しかったです!僕ももえちゃんと同じで食べ歩きとか好きだったりするから、趣味が合うかなーって思ったよ。」

たくまさんとは違って、最初は緩くジャブをうってくる感じのLINEで好印象だった。

このジャブがだらだらと続きすぎて、一向にデートに誘ってくれないと、だんだんLINEするのも鬱陶しくはなるけど

最初はジャブ程度のLINEから初めて、場が温まった絶妙なタイミングで2人でのデートを誘ってくれると印象はいいかもと思った。

 

そのあと、なんとしょうま君からも個人LINEがきた。社交辞令チックな内容だったが、いづれにしても3人全員から個人LINEがきたことになる。

翌日、報告会が女子4人の間で催され、彼らがほかの女子にも同じようにLINEを送っているわけではないことが判明した。

「あら。私モテモテじゃないの。」

思わず口角がグイっと上がるのを感じた。なんだか女性ホルモンの分泌を感じ、一気に若返ったような気がした。まだ20歳なんだけど(笑)

早い者勝ちの理論

「え、たくまさん。もえちゃんと2人でデート決まったんすか?やったじゃないすか」琥珀は大きい声で手をたたいて喜んでくれた。ほかの後輩たちも同様に「おー。すげー。」と口にしてくれていた。

超絶気分がよかった。

今日俺は、OBとして、サークルの合宿に参加していた。そこで、前回の合コン後の進捗具合を琥珀に報告していた。

表面上は琥珀に話しているように見せて、裏の狙いは、横にいるしょうまとけいたにそのことをさりげなく聞かせることだった。

俺は先手必勝のLINEで、もえちゃんとの2人きりデートを見事に勝ち取ったが、もしかしたらしょうまやけいたも同じようにもえちゃんを狙っていて、2人でのデートを勝ち取っているかもしれない。

今回もえちゃんとデートに行くのは俺だけなのか、それをどうしても今回確認しておきたかった。

だから俺はわざわざ、OBなのにも関わらず、無理を言って後輩たちのサークル合宿に参加させてもらったのだから。

面白くなってきた

たくま先輩がいきなりデートにこぎつけた話をしだしたときは、こんな大勢の前でまじかこの人と思ったが、どうやら狙いは、しょうまとけいたの動向を知ることにあるらしい。

 

「しょうまとけいたはどんな感じ?そもそも誰か気になってる人とかいるの?」たくま先輩は白々しく、そんなことを二人に聞いていた。

二人とも、「特に気になった子とかはいなかったですかねー」としらを切っていたが、俺は2人も、もえちゃんのことが気になっていることを知っていた。

2人から別々に聞いたからだ。多分しょうま、けいた、たくま先輩の3人は、前回の合コンから1週間後の今日まで、お互いに誰が誰を気になっているのか、知らなかったはずだ。

今日この場でたくま先輩が、もえちゃんをデートに誘ったことを宣言したことで、しょうまとけいたの2人は、たくま先輩が自分のライバルであるということを知ったことになる。

たくま先輩のデート宣言を聞いて、一体2人ともどう思ったのだろうか。

俺はそんなことを気にしながら、2人を見つめていた。

嘘も方便

たくま先輩があっさり自滅した。ちょろい先輩だなという感じだった。

実は俺ももえちゃんとのデートにこぎつけている。たくま先輩としょうまはもちろん、情報漏洩を防ぐために、琥珀にもこのことは言っていない。

しかも、たくま先輩が俺より1週間前にデートに行くことも今わかった。

情報戦において俺は完全にたくま先輩の上をいっている。

しょうまに関しては、琥珀から聞いた情報によると、もえちゃんが気になってはいるものの、特に動いてはいないらしい。

しょうまは正直ライバルになると手ごわいなというイメージなので、動いてくれていなくてよかった。

たくま先輩には悪いが、俺の方があとにデートに行くことが運命の分かれ道だ。

万が一、たくま先輩の印象がもえちゃんとの2人きりのデートでよかったことがわかった場合は、俺が知りうるたくま先輩のマイナスイメージをすべて駆使して、たくま先輩をつぶしにいく所存だ。

恋愛はお遊びではない、戦いだ。

俺は不敵に笑いながら、1週間後のたくま先輩のデートの失敗を祈った。

出遅れ感

たくま先輩がすでにもえちゃんを誘っていることには驚きだった。

自分にはそんな勇気がなかったので、正直すげーなと思った。だって、もし断られでもしたら気まずいし、自分が傷つく。もう傷つくのはごめんだった。

けいたの方は誰が気になっているのか、もう動き出しているのか、さっぱりわからない。

けいたは自分の本心とかを、日ごろからさらけ出すタイプではないので、今回も動き出していても隠しているだけなのかもしれない。

いづれにしても、俺は動く気にはなれなかった。

琥珀やほかのサークルの同期にも「もえちゃんとLINEしろよー」と散々いじられたが、もえちゃんとのLINEは社交辞令程度のあいさつを数往復分済ませて、自分からやめてしまった。

俺はたしかにもえちゃんのことを気になってはいるが、自分が傷つくリスクを冒してまでも、是が非でも彼女にしたいという強い思いはない。

自分がここまで臆病だったとは、自分でも驚いた。

せっかく誘ってくれたかなにも少し悪い気がしたが、たくま先輩がもえちゃんとうまくいけば、それでOKかと思ったりもした。

「なんか生きるって面倒くさいなー。」俺は1人ため息をついた。

 

 

はい。いかがだったでしょうか。第四章はこれにて終わりです。

今回は、合コン後のLINEの仕方やデートの誘い方を取り上げました。

合コン後のLINEは非常に悩むところだと思います。僕も昔悩んだあげく、よく失敗していました。

本文中にも書きましたが、ポイントは以下の通りです

  • 個人LINEを送る際は、1人1人文面を変える
  • 1対1デートを申し込む相手はできるだけ1人にする
  • もし1対1デートを申し込みたい相手が2人以上いる場合は、もう1回複数人で遊びに行ったり、ライバル男性の多さや強さ、相手女性から自分への脈あり度合いなどで判断し、できる限り1人に絞る
  • デートにいきなり誘わない。逆にだらだらとLINEをし続けない

 

このあたりがポイントになってくると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

 

さて、次の五章では、たくまともえのデート模様を描いてきたいと思います。果たして2人のデートはうまくいくのか?

それでは、次回をお楽しみに!

 

 

 

 

 

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琥珀
みなさんこんにちは。琥珀と申します。 私はマッチングアプリで、年間400マッチング・50人とデート・20人とワンナイト・そして1人の彼女を見つけたという経験を持っています。 その経験を活かし、出会いのない方向けにマッチングアプリを使った彼女の作り方を中心に、総合的に恋愛コンサルを行っております。 ほかの情報発信者とは一線を画した本質的な情報を発信していきます。 私のブログにたどり着いた皆様の人生が、より豊かなものになるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。